作品について

媒体: Audio Reactive App
制作年: 2017年
技術/ソフト: openFrameworks, Max
Source Code: https://github.com/nama-gatsuo/SolidSubstanceVJ

本作は、構築したオーディオビジュアルシステムに対してSunaoSystem氏の楽曲を適用し、映像を生成し、結果をキャプチャしたものであり、Interim ReportのVJ演出のために開発された。

CGソフトは一切使わず、C/C++で書かれたopenFrameworksによるプログラムによって図形が生成される。かつ音声からアタックを検出し、シーンのランダマイズやエフェクトの生成、図形のパラメータ変更が行われ、構図の変化が順次進行することで、自律的に映像を紡いでいく。本作の特色は、乱数、座標変換、中間連続写像、フラクタルといったCG黎明期からのテクニックのみを用いて図形をつくりそれに対して様々なシェーディングをリアルタイムで施し、幾何学的かつフォトリアルなコンポジションを志向していることである。ソースコードは全てWeb上で公開されており、誰でも参照および改変が可能となっている。

音源: ACW / SunaoSystem